ドリパケ ナロースクラブ化
公開日: 2015年5月12日火曜日 ドリパケ ラジドリセッティング
ステアリングナックルの上下キングピンを繋ぐ
延長線の接地点とホイールの中心線の接地点まで
の距離をスクラブ半径と呼びます。
オフセットの多いホイールなど使用して
スクラブ半径が多くなった場合、ステアリングを
切るとタイヤが前後に大きく移動する訳ですが、
その際の見た目としてタイヤがフェンダー内に
入り込んでしまう現象が発生します。
またタイヤの移動量が多いためボディなどに
タイヤが干渉するなど多くの弊害が発生します。
ナロースクラブ化!
タイヤがフェンダーに入り込むといったラジコン特有
の現象を解消し、ビジュアル的にナイスになります。
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ナロースクラブ化に必要なパーツ
OTA-R31サスペンションセット ×1セット
ドリパケ用変換サスピン(M's博士のサイズ変換サスピン)×1セット
MSTのホイールアクスル(品番:310006) ×1セット
クロススパイダー(MIKUNIの2×9.8mm) ×1セット
ユニバーサルボーン(MIKUNIの55mm) ×1セット
850フランジベアリング ×2個
1510ベアリング ×2個
不要なショックスプリング ×1個
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更新!
この記事ではR31サスペンションを利用したナロースクラブ化を
ご紹介していますが、下記の記事にYD-4サスペンションを利用
したナロースクラブ化もご紹介しています。
ドリパケ YD-4サスペンション流用
ぜひご覧ください!
ナロースクラブ化の方法
まず、フロントの足回りをドリパケ足からR31足に換装することから始まります。上記画像のような感じでナックルを極限まで削ります。
最初はカッターやニッパーで不要な部分をザックリと削り落として
ヤスリできれいに削りながら調整します。
ホイールアクスルはMSTのホイールアクスル(品番:310006)を使います。
画像のとおり、R31足純正と比較して穴1つ分ナロー化できます。
但し、MSTのアクスルはR31足用ではなく、あくまでも流用です。
R31足専用設計ではないので、ナックルの内側で
ガタが発生するため、不要なスプリングを1巻分を
ペンチで切断し、スペーサーとして利用します。
インナー側にスプリングをスペーサーとして利用し、
1510ベアリングをはめます。
サスアームを最大限に延長すると、ドッグボーンの長さが足りなくなります。
そこで、MIKUNIのロングユニバーサルボーンの55mmを利用。
クロススパイダーはMIKUNIの2×9.8mm。
ユニバーサルボーンは色んなメーカーから出ていますが、
クロススパイダーのサイズの組合せがややこしいので、
チョイスには注意が必要です。
今回私が使用したのは
MIKUNIのユニバーサルボーン55mmです。(参考まで)
組み上がったマシンはこんな感じ。
走行中はこんな感じ。
見た目はなかなかでしょ?
タイヤがフェンダーに入り込まずにしっかりカウンターと
ポジキャンが見えます。
但し、フロントのワイド化に伴ってフロントが利き過ぎる
(強くなる)傾向になるので、走り難い時は、フロントの
アッカーマン調整やリアトーの調整でうまく帳尻合わせ
して前後のバランスを調節するといいでしょう。
私の場合はフロントが強くなったので、リアトーを
0度から2度に変更してリアが縦に押す傾向にし、
アッカーマンを少し調整することでバランスがとれました。
その車それぞれバランスが違うので、これが正解という
セッティングはありません。
キーワードは前後のバランス。
調整するポイントを抑え、うまくバランス整えるのがコツ。
これがうまくいけば、車速アップと萌えるルックスが手に入ります!
上級者向けのチューニングですがかなりおすすめです。
ナロースクラブは走ってて萌えますよ。
何だかんだ、ドリラジは見た目が大切です^^